バゲットとネコと自転車ライフ

ネコ、バゲット、自転車、コーヒー、ギター、シングルモルト、アイウェア

今治コーヒーお散歩道

わけあって、今日はお休み。
お昼にコーヒー散歩に出かけた。

アポニーさんで
コーヒーをいただく。

私はこのお店では定番のイブラヒム・モカ
そしてパートナーはコロンビアを
いただく。

イブラヒムは面白くて、
挽いた後の香りは
すごく特徴的な香り。
もしかしたら、人によっては
好みが別れる香り。

マスターがおっしゃるたとえでは、
スコッチをあげられ、
ウィスキーと本場シングルモルト
香りの違いくらいの表現をされた。
確かにそういった違いのたとえに
ならぶ感覚。

淹れていただいたコーヒーカップがきれい。
今治ご出身の砥部焼女性陶芸家
の作品とのこと。

さすが手ざわり、
彩り、上品さなど
心奪われる。

マスターがこの方の新聞記事の
切り抜きを出してこられ、
見せていただきながら
お話をうかがった。


別の新聞記事の切り抜きの話になり、
先日の新聞で、
尾道のまちづくり団体の理事を
されてる方が、
尾道から今治まで1週間ほどかけられ、
手作りリヤカーで来られた
エピソードが紹介されているとお聞きした。

その記事を見せていただき、
その方がちょうどこの店にも来られ、
マスターと情報交換されてる
場面が紹介されていた。

この方はしまなみの島を
一日ひとつ、リヤカーで周られ、
情報交換や尾道の特産とその島の特産とを
交換しながら、時には島の方々に歓迎されて
一飯一宿の恩義を授かったりしたとのこと。

アポニーさんでも
尾道特産のサイダー
尾道チャイダー」
を譲っていただいたとのこと。

ふろしきで包まれた
とってもおしゃれでかわいらしい
ものだった。

物欲しそうにしてると、
マスターのご厚意で、
カウンターの常連のお客さんと
いっしょに味見させていただいた。

色は薄い緑色、香りはお茶の香り。
このサイダーの名前の由来がわかった。
尾道チャイダー。

味はとてもやさしく、
甘さも自然。
すごく味わいよかった。


お店を出て、
アポニーさんから通りを挟んで
すぐ近くの進和コーヒーさんに
おじゃました。

コーヒー豆や小さな食材を
物色していると、
アポニーさんで使われている
銅製のポットを見つけた。

何やら小さなデザインの不具合のため、
安く販売されていたので、心揺らいだ。

前回、アポニーさんのご厚意で
そのお店で使われてる
ポットをデモで使わせていただいた。

その使い心地がすごくよかった。
お湯を入れたときの重心が絶妙で、
取っ手が熱くならず、
コーヒーを淹れるときに
お湯をコーヒーに「置きに行く」ことが
できるポット。

見た目はアラジンの魔法のランプを
思い出させるすごく惹かれるポット。

高価なので、少し冷静になって、
今回は見るだけにした。

アイスコーヒーをよばれて、
お店を後にした。

今治座商店街に並行した、市役所から港に通じる道。
心の中ではコーヒーお散歩道と言っている。