バゲットとネコと自転車ライフ

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宇治散策・興聖寺、恵心院の巻4/30

朝霧橋はいい感じ。
とにかく懐かしい。
小学生の頃によく釣りに来ていた。
その頃は外来魚はいなくて
モロコやハヤがよく釣れた。


宇治発電所の放流口ではそのころ
大物のコイを目当てにたくさんの
アングラーが竿を出していた。
サツマイモの練り餌に数本の針を埋め込んだ
大きな仕掛けを放り込んでおくと釣れるそうな。
今は釣れないのだろうか、まったく
姿は無かった。


参道の琴坂を上る。
後でボランティアガイドさんに聞くと、
両側の水路を水がちょろちょろ流れる様が
琴の音に似ているから琴坂というらしい。

琴坂を上ると
そこは興聖寺(きょうしょうじ)。

龍宮造りの立派な山門。

山門をくぐると立派なお庭や
本堂や書院、右手には梵鐘がある。

梵鐘はこれから行く平等院鳳凰堂を真似たもので、
少し小さめだそうな。
今も毎日108つの鐘を突いているとのこと。

宇治茶色のジャケットを着た
ボランティアガイドさんをここでも掴まえた。
ご丁寧にいろいろご教示いただいた。

本堂には昔の伏見桃山城の一部が持ってこられて
いるとにこと。
天井には当時の武将の生々しい手形や足形が残され、
供養されているという。
実際見てみると、昔の戦が思い浮かぶような気がする。

このお寺は曹洞禅寺だそうな。
曹洞禅は壁に向かって座禅するそうな。

ボランティアスタッフさんには心からお礼申し上げます。
すごく紳士で、丁寧親切にいろいろ教えていただきました。


興聖寺から琴坂を降りて、
福寿園のお茶工房に入る。

レストランは待ち時間20分以上だったので、
おみやげだけゲットした。

この上にある恵心院に立ち寄った。

宇治上神社のボランティアスタッフさんが
お花のお寺として有名なので、
是非行ってみてくださいな、と勧められたところ。

お寺でありながら
かわいらしいお花があちらこちらに
見られる。

ここにもボランティアスタッフさんが
いらっしゃるはずだが、この時はたまたま
いらっしゃらなかった。

先行を焚かせていただき、お参りさせていただいた。


まだまだ宇治散策はつづく。